少しだけ東の空が焼けた以外、今にも降り出しそうな雲だらけ。
日が出ない限り今日は涼しい1日になりそうと思いきや、雨はまだ降らず(午後3時現在)蒸し暑い。
朝8時頃から停電、まだ計画停電が続いているのかな?バリ島は電力不足で、国営電力公社のPLNは新規の追加電力アップ(最大容量1,000ワットを4,000ワットになど)の受付を無期限で停止している。
数日前から調子の悪いポンプの修理、疑っていた箇所は壊れておらず、ポンプ内の汚れが原因だそう。ちょうど今朝は嫁さんが子ども達を学校に送っていったので、朝来た職人さんの作業を見学する。
このシルバーの輪っかみたいなのが重なっている中に円盤上のものが入ってて、これが回転して水を押し出すんだそう。どんな仕組みになっているのかいまいち分からなかった。バラしたのは良いけど、組み立てるのが大変そう。何回も外したり組んだりし直していた。
これがその中に入っているシンバルみたいなもの。
このポンプは井戸水を屋根上の水タンクまで吸い上げるもの。画像右下が井戸の穴(パイプが打ち込まれていてフタが付いているの見えます?)。
修理しているポンプは、この隣に設置していて、水タンクから降りてきた水をさらに押し出す役目のもの。水の蛇口を開くとこのポンプに掛かる圧力で水を押しだし、圧力が低くなるとスイッチが自動で入り圧力がある一定値まで上がると自動で切れる仕組み。先日から圧力がいつまでも高くならず、ずっとポンプが作動したままの状態だったのだ。
以前、タンクからこのポンプに入る直前に取り付けてある『逆流防止弁』が壊れて逆流してしまい、圧が逃れてしまうのでいつまでもポンプが作動した状態になり壊れてしまったことがあった。
なので今回もそれが原因かと思いきや、そうではなく、上記の原因で圧が上がらない、との事。でも中が汚れているせいで圧力上がらないって事あるのかな?汚れて水の流れが悪くなったらそもそも水が出てこないんじゃないかと思うんだけど、水圧は上がらなくてもいくらか水は出ていた。
ともあれいったん外して水でざっと洗い、再度組み直されたポンプ、設置して作動させると普通に圧が上がり自動で止まった。
でも組み直しているときに気になっていたパッキンがやはり傷んでいた様で、結合部からシャーシャーと水が漏れている。結局新品に交換しないとね。
ここまでの作業を見守り、ウブドのお店へ仕事に行くのでタバコ賃を渡して家を出発。
今朝見た知人のFB投稿で、お昼はニュークニンのインド料理かな、と思ったけど、お店について嫁さんに伝えたら『え~、バビグリン食べたい・・』と先週のジャカルタ出張前から言っていたリクエストを呟くので、彼女の意見を尊重してアンドンに支店が出来た、パヤンガンのバビグリン屋へ。パヤンガンは嫁さんが修業時代暮らしていて、バビグリンが美味しいことは以前から知っていた。バリで友達が開いてくれた結婚パーティはパヤンガンのバビグリン屋さんに2頭頼んで、ワルンソパの共同オーナー、JJが当時持っていたボロボロのHONDAシビックを借りて取りに行き、後部座席が脂でベッタベタになったっけ。ベジタリアンの彼らがこの事実を知ったら卒倒するだろうな、とシートを洗いながら思った事を今でもよく覚えている。
そんな事を思い出している内に久しぶりに食べるバビグリン登場。カリッカリの揚げ物は好きじゃないから嫁さんにあげる。その分彼女はご飯を少し分けてくれる。
肉が新鮮でジューシー、脂もしつこくなくていつもなら胸焼けするのが全く無かった。美味い!食べてる途中で職場が近所のTさんがやってくる。『お父さん遅いよ~』と夫婦でお迎え。『今日のは美味しい、前回はしょっぱかった』とのコメント。この記事読んでバビグリン行くぞ!と思った方はこういう事もあるんだな、という事を心の片隅においといて下さい。
帰り道、スグリワ通りのwarung sopaに立ち寄り、同郷の埼玉からバリへ旅行にいらしてる方とお話をする。sisiのミニママバッグを持って下さっていたので挨拶したのだ。スタッフのイブイブは相変わらず会話中の単語を下ネタに引っ張る。負けずにエロネタで返す。
プンゴセカンのお店に戻る途中、ハノマン通りのsisi+nananへ。向かいのお寺が長い事修繕をしていて、立派な壁が出来たりしているんだけれど、その壁の前に数体の石像を置くそうで、職人さん達が暑い中せっせと作業に励んでいた。
作業中すいません、写真撮らせてもらって良いですか?と断りを入れて撮影させて頂く。バリの働くお父さんシリーズ。
ここに石像が設置されるのだそう。
道具は木槌とノミだけ。大小様々なサイズがあり、常に持ち替えていた。
よく見ると掘る場所に鉛筆のラインが。
仕上がった石像たち。セメント?と思ったけど『石だよ』との返事。
新しく仕上がるお寺が楽しみだ。