週末の土曜日は子どもの学校が休みなので朝は比較的のんびりしている我が家。空の具合を見たらとても綺麗な朝陽が見られそうだったので、椰子平線の向こうへ行くことにした。
まずはベランダでいつもの様に朝焼けを撮影。
空にオレンジの光線が伸びて、いつもより空気が澄んでいる様だ。
畦道を歩いて椰子並木を越え、いつもの撮影ポイントへ。最後に来たのが日本へ帰国する日の朝、10月13日(火)だったから約2ヶ月前。あの頃は稲刈りが始まった頃だった。
当たり前だが、その当時よりも南側からの日の出。
自宅ベランダとは全く違う景色。しかも広大な景色の中には私を含め数名しか見えない。とても爽快で気持ち良い。
とても澄んだ空気と青空。アグン山は少し朝陽に照らされてほんのり朱色っぽい。
実際はもっとクッキリと山肌が見えていた。とても珍しい。
ふと空を見上げると、椰子の葉の先に朝月が見えていた。
西の空には真っ白い入道雲がにょっきりと。
こんなに青い空が広がるのはいつ以来だろうか。
朝陽に照らされる椰子の木。
耕耘機で耕されたばかりの田んぼ。そこに伸びる椰子と私の影。
あの断面が気になる。朝陽に照らされて白く輝いていた。いつかこの畦道をひたすら進んで行ってみたい。
写真では見えないけど、鴨がエサを探してバチャバチャと動き回っていた。
綺麗に整備された用水路。何故かこの場所の水路がとても好き。ここに日陰を作って水の流れる音を聞きながら本を読んだりお茶飲んだり昼寝したい。
刈り取った草を燃やした後。水路がプラスチックで詰まると、こういう場所に上げた後、乾燥させてから焼く。いつまでも綺麗な田んぼであります様に。
耕耘機。
日本の刈り終わった田んぼは、ほぼ根本で切られるので綺麗だけど、こちらは膝の高さで切るのでご覧の様に稲刈り後の田んぼはボサボサ頭みたい。
畦道で会った農家の方々。まだ若い。『朝陽撮りに行くんだねー』と声掛けて頂いた。田植えは年明けを予定しているそうです。
畦道を綺麗にしていた。
所々、畦道の途中にこの様な木があり、そこは日陰の無い広大な田んぼの中ではオアシスの様な日陰。
日が昇った後はすぐに白むアグン山。今朝は本当に空気が澄んでいるのかまだクッキリと山肌が見えている。
木の幹に寄りかかって一休みしているお父さん。気持ちよさそう。
静かな朝の平和なひととき。