クリスマスの朝、自宅ベランダすぐ目の前の田んぼにていよいよ田植えが始まった。
全て手植え。1度に4列をリズム良く植えていく。苗の束を船に乗せて、その船を田の水面に滑らせつつ後ろに下がりながら植えるスタイル。日本では前に進んでいたと思う。
途中で息子さんも参加。一気にスピードアップ。
朝まで雨が降っていたのが徐々に青空が見えて来た。
お父さんの方が幾分スピードが早くて正確。若い男性の人手不足は日本もバリも同じ。農業が注目されている、とか言われているが、注目も何も農耕民族の日本人が今更何を言ってるんだと思う。
高度経済成長やアメリカの強制的な米や果物の輸入自由化でどれだけ日本の農業が打撃を受けてきたのか。
ご先祖様から受け継いできた大切な田んぼや畑を、とても丁寧に手入れされていた田舎のおじさん達は今頃どうしているかなぁ、とお茶刈りバイトしていた頃を思い出した。