バリ島ウブド近郊2016年2月1日(月)の朝と夢の話

1月があっという間に終わり、今日から2月が始まる。今朝はお酒のせいか天気のせいか分からないけど、暑いのか涼しいのか良く分からない状態のまま、いくつかの思い出せない夢を見て目が覚めた。
寝ぼけ眼でベランダに出ると、東の空は優しいオレンジと朱色に変わりつつあり、そんな景色をボーッと眺めていたらじわじわと昨夜見た夢の断片を少しだけ思い出した。
夢って殆ど覚えていないので何だか不思議な気分。今朝は全体の話こそ覚えていないけど、場面だけいくつか思い出せる。
どこかで流れている曲を聴いて、これはインドネシアのポップグループの新曲だと気付く場面と、知っている漫画（その漫画は別にとりたてて好き、というものではない）の作者がおもちゃ屋さんの店主をしていて、あぁ、この人があの漫画描いてる人なのか、と気付く場面。両方とも気付きだな。普段ボーッとしているからかな。
嫁さんはしょっちゅう見た夢を詳しく話してくれる。先日は和菓子屋さんで『あんこ菓子』が沢山あって、どれでも好きなものを選んで良い、という状況に過呼吸気味で興奮している所で目が覚めたそう。
娘を妊娠中には明け方『や、焼きそばぁ・・・』と寝言を呟くので『焼きそばがどうしたの？』と寝顔に向かって聞いたらパチッと目を覚まし、直後に不機嫌な顔で『もう少しで焼きそば食べられる所だったのに・・・（怒）』と寝起きざまに怒られる、という何ともはた迷惑な事もあった。あ、食べ物ばかりの夢だな。
朝から何だか冷たい態度だなぁ、と思ったら夢の中で私に酷い仕打ちを受けて、、、という事も定期的にあるらしく、それ以来朝の彼女の表情を伺うのが日課になっている私なのだ。
私の好きな漫画家、つげ義春の『必殺するめ固め』や『ヨシボーの犯罪』、黒澤明の『夢』は自身が見た夢が題材になっていて、これまた摩訶不思議な世界が漫画や映画になって、読んだり観たりしているこちらが妙な感覚になってしまう。
子どもの頃は色んな夢を見て、起きてもその内容を覚えていたけど、いつから忘れてしまうようになってしまったのかなー。