アグン山と朝陽が良く見える場所へ
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畦道の草刈りが済んで、とても歩きやすい。大量の蟻は相変わらずだけれども。
午前6時。東の空は雲が無く、オレンジ色の朝焼けとアグン山、遠くにロンボク島のリンジャニ山(多分)がクッキリ見えている。
土曜日は子どもの学校が休みなので、時間を気にせず、風景や裸足の足裏に草や土の感触を楽しみながらお気に入りの場所へ。ちょうど日の出直前でアグン山が朱色に染まり始めた。
すぐに日が昇り始めたので、日の出が綺麗に見えるポイントへ早足で移動。
今朝はオレンジの綺麗な日の出を拝めた。
日の出直後はまだアグン山も朱色にみえる。
ほんの1分もすると太陽はオレンジから金色に輝きを増して、アグン山も白く霞んでいく。
肌寒い朝の空気がどんどん暖められていく。
椰子並木が水田に写り込む様がいつまでも見ていて飽きない。
代掻きをするお父さん。日の出前に畦道に入る許可を得ていたので、有難うございましたとお礼を伝えると『朝陽が綺麗だね』と話しかけて下さったので、しばしお話をする。
この土地はおじいさんの代からで、元々はプリアタンの王族が持っていた。苗や肥料の費用は半分が政府から援助金が出ている。県知事が視察に来る予定で、ウブドのあるギャニャール県で一番広い田園地帯であるこの地を、観光資源として有効活用出来ないかという話がある事などなど。
日本に田んぼはあるの?と聞かれたので、こんな棚田がありますよ、と言ったらへぇ~!と嬉しそうな顔をしていらした。確かどこかに棚田の写真集があったから、今度機会があったら見せたいな。
帰り道、椰子の木に登り、葉や実を落としているご夫婦に遭遇。奥さんが下から大声で指示を出し、ご主人は無言でひたすら実や葉を落とす。
椰子の実は3個ほどの塊をロープで括って下ろしていた。
朝の爽やかな空の元、田植えをする。
午前10時過ぎ、太陽は高く昇り細身の年配女性がゆっくり丁寧に田植えをしている。