漆黒の闇、とはいかないけれど、新月のニュピは満天の星空
残念ながら、我が家は通りから奥まった所にある故、以外とバリのご家庭でも灯りを点けていらっしゃる方が割と多く、我が家向かいの貸家は門灯が煌々と光り輝いていた。
周囲が漆黒の闇の中、この灯りは本当に眩しく、せっかく満天の夜空を楽しみたいのに、視界に入る明るさがいつも以上に気になってしまう。折角見えている煌めく星が光に遮られている感覚になる。
それでもなるべくその光をカメラのレンズに入れない様に影を作り、この目で見ている状態に近い明るさで夜空を撮影する事が出来た。
沢山試した中で、シャッターを暫く開いた状態で撮影すると、目に見えない星までぎっしりと画面に詰まっていて、モニタ画面を見て『うわーー!』とひとり驚きの声を出してしまう程。
子どもの頃、学研の小百科で見た星空の写真を思い出す程。
ニュピは必ず新月なので、天気さえ良ければ写真の様な綺麗に瞬く星空を堪能する事が出来ます。静寂と星空を楽しむ余裕のある方は是非バリ島のニュピを体験される事をお勧めします。
画像右下にオリオン座。いつも見えない星が沢山見えていて、一瞬どれがオリオン座か分からなくなるほど。
天の川が画像左下から右へ綺麗に流れていた。
もう南十字星がどれか分からない程に天の川が掛かっていた
いつも朝陽を拝む東の空。