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紅葉巡り【新潟県十日町市→津南町→長野県栄村→秋山郷→奥志賀林道】2015秋の日本出張

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山に囲まれた空はグレーで冷たい小雨が降り続いていたが、朝になると少しずつ青空が見え始めてきた。宿を出発する頃には気持ち良い秋晴れに。

■1泊2日でお世話になった温泉宿『清津峡温泉いろりとほたるの宿せとぐち』の記事はこちら

世界最長、片道25分の空中散歩『ドラゴンドラ』で紅葉見物の記事はこちら

宿の前から見える景色

山の麓は植林でその上は雑木林なのが紅葉で見て分かる。

清津峡に行くつもりが、道を間違えて反対方向へ来てしまった。のでそのまま秋山郷を目指す。山を越えると津南村に行けそうなので、ナビを頼りに狭い山道を進む。秋の空と太陽が本当に気持ち良い。

そしていつも思うんだけど、こんな山々の峰に延びる高圧電線。送電線の鉄塔はどうやって材料をあそこまで運んだんだろう。電線は山の中を皆でよいしょよいしょ!と引っ張ったのかな。
バリ島ウブドでは新たに電線を架ける時は大人数で引っ張っている。高圧線はとても太いだろうから、巻かれている状態でかなり大きなものになっているはず。
母方の今は亡き祖父が、確か若い頃に高圧線を架ける仕事をしていたと言っていた様な無かった様な。

苗場のドラゴンドラも、急峻な谷にゴンドラ用の鉄塔がそびえ立っていたけど、あれらもどの様にして建築したのか、作業中の写真とかあったら見てみたい。

と思ってちょっと調べてみたらすぐに出てきた!
http://www.sou-ken.or.jp/04shigoto/shigoto_index.html

十日町市田代地区の美しい景色

ついさっきこのつづら坂を車で上っていたのだ。清津峡こちら、と看板出ていたから。でも車では抜けられそうに無い道だったのでUターン。反対側(津南町方面)の谷から撮影。

津南町の国道405号に出て長野県栄村の秋山郷へ。どんどん山奥へ向かって進む。段々道が細くなり、所々で道路工事のため片側交互通行になる事が増える。
途中小腹が減ったので、苗場山登山口近くのお土産屋『福原商店』さんで一休み。

恐らく眼鏡をかけたお父さん(イラストの方)の声で、お店の宣伝が今は懐かしいカセットテープでエンドレスに流れていた。お店にお父さんはいらっしゃらず、息子さんらしき方とお婆さんが店番されていた。店内の壁には秋山郷のポスターの中がいくつかあるのだが、その中に露天風呂に入る若い全裸の女性の写真もある。恐らく20年以上前の写真。あれは一体なんの為なんだろうか。

その後もひたすら山奥へ車を走らせ、『切明温泉』へ。前回来たのがもう15年以上前か。今回は河原の露天風呂には入らず、食堂で蕎麦を食べた。

以前は閑散としていたのに今はバスが何台も来ているほどの盛況ぶり。殆どが平均年齢70歳以上の方々だった。欧米人の年配ご夫婦が自家用キャンピングカーで来ていたのが印象的だった。

山全体が紅葉しているのはここが最初で最後だった。

切明温泉では温泉に入らず、近所を散歩した後、奥志賀林道で長野へ抜ける。

途中で見つけた美しい渓流。画像左下の岩場にはいくつもの穴が。調べたら甌穴(おうけつ)、ポットホールと言うそうだ。長瀞や日本全国の渓流で見た事がある。

ちょうど2つの渓流が合流する場所。

魚いるのだろうか。

とても美しいカラマツの並木。

カヤノ平に到着。20代の頃バイクで立ち寄った際、ここでBBQをしていた長野在住の方に声掛けて頂いて美味しいご飯を食べさせて貰った事を思い出した。物凄くファンキーな酔っ払いおばさまがいて、『近くの露天風呂へ行こう、混浴の』と執拗に誘われたあの頃が懐かしい。その温泉とは確か馬曲温泉の事だったはず。

白樺の葉は綺麗に落ちていた。それもまた綺麗。

こんな小さな小川に沢山の魚が泳いでいた。

ここから一気に山道を下り、信州中野インターから上信越自動車道→関越自動車道→圏央道で狭山の実家へ。1泊2日ながらタップリと秋の紅葉と美味しいご飯を堪能出来た小旅行でした。
2014年に続いて両親と元気に旅行できたのは本当に嬉しい限り。

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