バリ島は鶏や豚をお祝い事で食べる習慣がありまして、観光客にも人気の『アヤム・ゴレン(鶏の唐揚げ)』『バビ・グリン(豚の丸焼き)』など、普段から食堂で鶏肉が食べられる機会は多いです。
その中でも私がバリに来られるお客さんに特にオススメしているのが『Ayam Taliwangアヤム・タリワン』。バリ島のお隣、ロンボク島の料理です。
ウブドから車で30分ほど、ギャニャールの街から少し離れた幹線道路沿いにそのお店はあります
お店の名前チェック忘れましたが、ギャニャールから行くと街中を過ぎて坂を下り、橋を渡って坂を上り始めた右側です。
タレに漬け込まれた地鶏を炭火で
見た目真っ赤で辛そうですが、『ちょっとピリ辛』程度な味です。とはいえ辛いの苦手な方やお子さん連れの方はタレ無しも注文出来ます。その際は『辛いの無しを△個』とお願いすればOKです。
炭火でじっくりと
送風機で常に風を送り込んでいます。
鶏と一緒にこれも外せない美味しさ『Plecing Kangkung』
こちらは空心菜やもやし、豆の塩茹で『プレチン・カンクン』。カンクンとは空心菜、プレチンは唐辛子を磨り潰して塩などと混ぜた辛いスパイスの意味です。
塩茹でなので、そのままでも充分に美味しく、我が家の子ども達の好物でもあります(普段からこれくらい野菜食べてくれると良いのですが)。
大人の私はこれに辛いタレをしっかり混ぜて、ご飯と共に頂きます。見た目ピンクですが入れる量を間違えると人格変わるくらいに辛い思いをします。
広い店内にはテーブル席とお座敷席が。すぐにスタッフの方が注文取りに来るので、鶏、プリチンカンクン、飲み物をオーダーします。この日は頼みませんでしたが、肝やハツなどの串盛り合わせもあります。
ほどなくして飲み物が。この日は絞りたてミカンジュース砂糖少なめを(ES JERUK=エス・ジュルッ)。因みに飲み物を頼む際、ローカルの食堂ではあらかじめ砂糖をどっさり入れられて出てくることが多いので、あらかじめ『砂糖少なめ=Gula Sedikit=グラ スディキッ(ト)』とお願いすると、脳天に響く様な甘い飲み物を飲む羽目にならずに済みます。でもたまにスタッフがそれを忘れて不意打ちをつかれる事もあります。
お兄さんがグラスを片手に4~5個持って登場。飲食店経験の長い嫁さんが『私ならもっと持てるで』と何故か張り合おうとしています。
ほんのり甘いミカンジュースをちびちび飲んでいると(一気に飲むと、後で辛い思いをした時に飲む分が無くなるので、配分を考慮しなければいけません。娘はいつもこれで食べている最中に無くなり『飲み物が無くなった!』と騒ぎます。そろそろ学習しなさい)やってきましたよアヤムが!
手には大量のお皿が。子ども達はすっかり憧れの眼差しです。いや、鶏にか?
飲食店経験の長い嫁さんが『私ならもっと持てるで』とどこかで聞いた様なセリフを言ってます。次回は嫁さんに手足頭を使って沢山のお皿やグラスを持ち運んでもらいましょう。
しっかり味の効いた地鶏炭火焼きとスペシャルたれ
スペシャルたれ、といのは『こうであれ!』というのではなくて、焼き肉のタレの『たれ』です。『スペシャルタレ』だと何かの名前かと思われるかもしれないので念のため。。。
これを手で身を骨から取りつつ、ご飯やプリチンカンクンと共に頂きます。あっという間にご飯1皿はいけてしまうので、ご飯食べすぎに注意です。
そのまま食べても美味しいのですが、ココナッツミルクベースのこのソースを付けて食べるのが大好きです。見た目辛そうですが、どちらかというと辛いよりしょっぱいです。なのでこのタレ付けすぎると、翌日顔がむくんで喉が渇きます。
手洗い用の水入りお椀が出てきますが、間違えて飲まれないようにしましょう。あれ英語で何とか、って言うんですよね。今全く頭からその名前が出てこないです。
■お店の外観
我が家では月に1回は必ず行く食堂。大抵は我が家に遊びにいらしたお客さんと一緒に行き、帰りにギャニャールのナイトマーケットに立ち寄るのが定番コースです。
ウブド泊されてローカルご飯やナイトマーケット見学をされたい方にはオススメですよ。