アグン山

鱗雲が広がる今朝の空。 南の空には薄墨色の雲が、徐々にこちらに向かって来ている。 日本からバリに戻って1週間。 雨が適度に降るので思っていた程暑くなく、夜は窓を閉める程涼しい。

アグン山は昨夜から月に照らさられて、富士山の様に美しい、左右なだらかに広がる形が夜中でも見る事が出来た。 朝陽は雲の上から、金色に輝く力強い光で一気に気温を上げていく。

昨日は1日中曇りや雨で気温が上がらず、夜は涼しく、明け方は窓を閉めて毛布をかぶるほど肌寒かった。 -

日本に行っていた3週間で、すっかり頭を垂れる程に実った稲穂。 早く田植えが行われた所は既に稲刈りが始まっている。 目の前の田んぼもあと2週間程で稲刈りされそう。

昨夜ウブドの自宅に帰宅。 雨が多い、と聞いていた通り夜中から明け方にかけて大雨が何度か降る。 5時半に目覚ましかけてベランダに出ると、素晴らしい朝焼けが広がっていた。

今夜の便で1年ぶりの日本へ。しばらくこの景色ともお別れ。

水色の青空と、金色に染まった雲。 風は無いものの、まだまだ涼しい朝の一時。 朱色の朝陽が上から徐々にオレンジに変わる様がとても美しかった。

10月の朝晩はこんなに凉しかったっけ？と思う程、過ごしやすい気温の我が家周辺。 先に田植えが済んでいた北側の稲はもう実り始めたのか、少し黄色っぽく見える。 鳥を追い払う掛け声が聞こえてくるので、稲刈り ...

椰子の森から真っ赤に熟した柿の様な朝陽がゆっくりと昇る午前5時58分。 その姿を全部現す頃にはオレンジ色に変わり、あっという間に田んぼの景色を金色に変えて行く。

東の空に低い雲が立ち込めていたので、ずっとこんな天気かなと思っていたら、少しだけオレンジに染まった今朝の朝焼け。 日の出も朱色の朝陽がほんの少しだけ。