8月17日(月)
インドネシアの独立記念日。長かった子どもの夏休みも遂に終わる。
日の出は見えなかったけど朝6時過ぎの空はうっすらオレンジ色に染まった。
田んぼの手入れをするお父さん
お腹が空いたと足にまとわりつくネコを手すりに乗せる。
そのうち雲に隠れていた朝陽が徐々に顔を出して
椰子や田園が金色に輝く
お昼ご飯は久しぶりのBe Pasih。場所はニュークニンのサッカーグランドからモンキーフォレスト方面へ約100メーター程先の左側。アジの塩焼きとスープ。
このスープ、以前はローカルと同じ味付けで、とにかく辛くて辛くて、美味しいんだけど食後必ず胃腸の調子が悪くなるという気合いの入ったものだったが、今はとてもマイルドになった。
夜は以前バリ在住で現在はバンコクに暮らすAさん達と影武者で数年ぶりの再会。
8月18日(火)
やっと子ども達の学校が始まった。娘は小学3年、息子は小学1年に。プレイグループからずっと同じ校内なので特に違和感無し。
横浜からお客様がいらっしゃり、多機能ボールペンのお土産を頂く。持ち手がウィスキーの樽に使われていた木で、名前入り!ありがとうございます。
嫁さんとお昼ご飯をプンゴセカンに新しく出来た『Buddha Bowl』へ。レッドカレーを食べる。カレーの味を確かめずに、ご飯をカレーの入ったお椀に全部入れ、スプーンで良く混ぜて食べ始めた途端、口の中が火を噴く程の辛さ。嫁さんに『ご飯入れる前に味見したら良かったね』と子どもをなだめる様に言われる。悲しい。
子どもの様にいじけても仕方無いので、頑張って食べてたら、最後の方に口が慣れたのか麻痺したのか、辛さの中に『旨み』を感じる様になった。何だこの美味しさは!?
ちなみに後で知人より『辛くしない様にオーダー出来ますよ』と教えて頂いた。確かにあの辛さは普通の旅行者には厳しいと思う。
お店を出ようとして立ち上がったら、頭上のランプカバーに頭がスポッ!と綺麗に入った。その姿を見て『秦の始皇帝や~!』と爆笑する嫁さん。
じゃ、写真撮って~、とネタ画像。早速彼女のFacebookにアップしたところ、沢山の『いいね』が付いた。そして『嘘くさい微笑み(笑)』等、嬉しいコメントも沢山頂いた。
こちらが本家。すいません。
8月19日(水)
青白い夜明け前の景色がオレンジ色に変わり、やがて青空に。約30分の素晴らしいひととき。
嫁さんとデンパサールへ仕事の買い付け。到着したのがお昼頃だったので、まずは大好きなワルン『Dapoer Pemuda』へ。
空心菜炒め。にんにくが効いてて美味い。
毎回必ずオーダーするRawon(牛肉のスープ)。ご飯がすすむ。
こんな具合にバキバキと投入。スープにほぐれてこれまた上手い。
食後は布の買い付け。同時に取材も。お付き合いのある数件でオーナーと一緒に撮影。いつもありがとうございます。
布屋街の一角でお店を出しているお母さん。いつも気持ちよさそうに寝てて、その寝顔を撮影するのが楽しみなのに、今日はしっかり営業されていた。
里芋が美味しそうだった。今度クサンバの塩持参で食べてみよう。
Bhineka Jaya (Kopi Bali)にてカプチーノを。ここは本当に落ち着く場所。
ウブドに戻り一仕事。夕方自宅近くで綺麗な夕焼けと三日月が見えた。いつもならそのまま通り過ぎるんだけど、敢えて車を路肩に停めて撮影した。良い景色でタイミング合えば、こうして立ち止まる余裕を持つのは良いな。
8月20日(木)
夜明け前に寒くて目が覚める。フリース着るほど。こっちの気候に身体が完全に調整されてるよなーと実感。
8月21日(金)
久しぶりにとっても綺麗な日の出前の朝焼けから日の出まで拝む事が出来た。
朝からとても爽やかな気分で子どもを学校へ送り、そのままお店へ。プンゴセカンの通りに出るとなんと朝から大渋滞。渋滞と関係無いけど、この1年で何回も穴を掘っている道路脇。今度も光ケーブル埋設だそうで。何回埋設するんだろうか。今回はコンクリートで四角い箱状のものを作るのだそう。
お店の前にはどでかい車が。お店入り口階段には黒ずくめで大柄のおじさん達が数名。『どうかされました?』と聞くと『車がぶっ壊れた』とぶっきらぼうに答えられる。やがて渋滞の中、反対車線をクラクション鳴らしながら追い越して来たジープにガヤガヤと乗り込み、そのまま出かけてしまった。その直後、バイクに乗ったお兄ちゃんが到着。『バッテリーが上がってしまったので、代わりのものが来るまで少しだけここに置かせてもらって良いですか?』と。その後修理屋のお兄さんが来てバッテリー繋ぎエンジンがかかる。エンジンも排気音も異様にうるさい。バリのそんなに大きく無い田舎道ではさぞかし走りづらいだろうな-。
8月22日(土)
鳥の鳴き声で目が覚める。気持ち良いな~
早めに仕事を済ませて、お昼前から子ども達を連れてウブドから車で20分ほどのプールへ。初めは寒くて入るのも面倒だったけど、最後に一回はやっとくか、と滑ったスライダーに子ども以上にはまってしまい、連続5回ほど、猛スピードで滑り落ちた。子ども達大爆笑。これだけでも来た甲斐あったな。と自画自賛。また雨季の暑い時期に皆で来ようね!と約束。
8月23日(日)
午前3時40分起床。ブドゥグルへ。毎週の事ながら本当に楽しい往復2時間のひとりドライブ。帰宅すると素晴らしい朝の景色が。
この日は2ヶ月に1回のスペシャルマーケット『One Day Market』。誰でも事前にお知らせ頂ければフリーマーケット出店出来る、というイベントを同時開催。なのでいつものサンデーマーケットよりも沢山のお客様がいらっしゃる。でも皆さんフリーマーケット目当ての方が多いので、調子に乗って野菜頼みすぎると、売れ残ってしまう過去の経験から、いつも通りの仕入れでスタート。と、9時半の時点ですでにお客さんが並び始める程の盛況ぶり。11時には全ての野菜が完売!!
沢山の人で賑わい、皆がニコニコしながら楽しそうにイベントを楽しまれている顔を思い出しつつ良いイベントだったねー、と同じ感想を嫁さんと話す。
私のバリでの暮らしはやはりこのサンデーマーケットがよい1週間の区切りになっているなーと実感。