草の生えた緑の田んぼが田おこしされて、徐々に茶色い土の田んぼが増えて来た。
畦で区分けされた田んぼはまるでオセロの面を見ている様だ。
遠くに見える、先に代掻きが終わった田んぼは既に田植えが終わり、等間隔で植えられた苗の鮮やかな緑と水面に映り込む青空が、朝の優しい光に照らされて輝いている。
水路を流れる水、鶏、虫や鳥の声しか聞こえない、とても平和で大好きな朝の時間。
時計を見ると、午前7時を過ぎた頃(日本時間は午前8時過ぎ)。71年前のこの時間、広島に原爆が投下された事を思うと、この平和なひとときとの対比に息が詰まる様な気持ちになった。
バリ島ウブド近郊2016年8月6日(土)朝の風景
投稿日:2016年8月6日 更新日: