バリ島ウブド近郊2015年3月17日(火)の朝の景色からどうぞ
先週と天気がガラリと変わって爽やかな朝の景色を拝めています。今朝は日の出方面に少し雲があり、これはちょっと日の出見られないかな~と期待せずにPCに向かって作業をしていました。
アグン山を撮影する時、人がいるのといないのでは味わいが違うと思うのは私だけかな?
ゆっくりと畦道を歩くお父さん。時折『ふわぁぁぁ~~~っっ!』と鳥を追い払う声を上げながら。
その後、PCに向かいつつもその先に見える椰子平線を注意して見ると、あれ、朝陽?カメラのズームで見てみると、おぉ、日の出だ!
この瞬間がたまらなく好き。昇ってきたぁ~~っ!ってありのままの実況を自分の心の中で静かに叫ぶ。
アグン山、中腹から山頂にかけて朝陽に照らされていた。面白い現象。
日が昇ってもしばらくはまだ凜とした涼しい気温。夜は窓を閉めないと風邪引きそう。
久しぶりのデンパサール買い出し
子ども達を学校に送り一旦帰宅。お昼までに終わらせる作業を早めに済ませて10時前に自宅を出発。青空に真っ白な雲がぽこぽこ浮いてて暑い。
ムラスティというバリヒンドゥーの宗教儀式がある日で、各地で正装した人を見つつ、中華系インドネシア人経営のスーパーマーケット『Tiara Dewata(ティアラ・デワタ)』へ。
今週末、土曜日のニュピ(バリヒンドゥーの新年、一切の外出が禁止される日)が迫っているため、レジは長蛇の列。
レジは2人体制で、一人がレジ打ち、もう一人が梱包という体制。私達は大型保冷バッグやエコバッグ持参だったので、それらを渡す。梱包のイブはニコニコとしかし手際よく商品を入れてくれる。嫁さんが『混んでますね』と話しかけたら『ニュピは3~4日前から混み出すんですよ』との事。子どもの頃、自転車で10分ほどの場所にあったスーパー『マルフジ』で年末に大量に買い物をしていた母親を思い出した。当時は買い物の全てがマルフジで、未だにウブドのスーパー『Delta Dewata(デルタ・デワタ)』に行くと懐かしい気持ちになる。ここ数年前に出来たスーパー『COCO(ココ)』ではキレイ過ぎてあまりローカル感が無い。
話がスーパーネタになってしまった。
ニュピ前なのと、来週月曜日に私が日本へ出張帰国するので、今日はいつものお店でカプチーノ飲んだり、布屋さん巡りは止めて、製菓材料屋へカフェから依頼されているものを購入、私は25キロ詰めの小麦粉を買いに、嫁さんはその他の材料を買いに、と分担作業。2人ともほぼ同じタイミングで車に戻り、お互い妙に喜ぶ。
いつものワルン『ダプール・プムダ』でナシゴレン・カンビン(ヤギ肉入りチャーハン)やソト・ラウォン(牛肉煮込みスープ)をがっつり頂く。カンビンは滋養強壮効果があるらしいが、ウブドへの帰り道は眠たかった!
ワルンの斜め道向かいに、嫁さんが誰かから美味しいとの評判を聞きつけたバナナ揚げ屋へ立ち寄り、スタッフへのお土産とする。
3人の女性がテキパキと動いていました。それぞれ販売、揚げ、バナナを切る係りに分担されていて、お客さんも次から次へとやって来て、後ろにはバナナが山積み!
アンジェリーク・シラキさんの道向かいです。
帰り道、道路が混んでるな、と思ったら宗教儀式の列に遭遇。バリでは良くある光景の1つですね。私はウパチャラ渋滞と呼んでいます。
デンパサールの各地でニュピの準備が。『オゴオゴ』は皆完成していて、とても完成度が高い。どれもこれも運転中なので撮影出来ず。
あれだけ天気良かったのに、帰り道は土砂降りの雨。ワイパー聞かない夜のハリケーン(翼の折れたエンジェルby中村あゆみ)と途中から大好きな昭和歌謡(歌謡か?)に引っ張りつつも、ウブドまでの道中は大雨が降ったり止んだりの不安定な天気に。私の眠気も行ったり来たりで、渡辺美里のマイ・レボリューションを聞いて復活。セーラー服通りってドラマの主題歌だったな、ちょうど中学1年だったな、と当時を思い出し、同い年の嫁さんに説明するも、ソフトボール部でしごかれまくっていた当時の嫁さんには全く知らない世界。
懐かしいインドコットン
お店に着いてスタッフKadekの検品している商品を見ると、なんと数年前に販売していたインドコットン『ブロック花(青)』のポーチ(小)が!!『えー、この生地どうしたの?』と聞くと『イブ・オープンの仕事場にあったそうです』との事。おいおいおい~~イブ~~!!とはいえ大変お世話になっている、とってもお世話好きで大好きな人。他にもお宝生地が眠っているのでは無いか、と定期的にチェックする必要があるなと実感。
因みに仕事でイブオープンの事を嫁さんが書いてます。
来週の販売会に向けて新作やその他既存商品を準備中ですっかり忘れていた新作の布サンプル。毎回同じ事言ってるな。。。
先日日本から届いた、よしもとばななさんよりご寄付頂いた本の一部。図鑑が嬉しい!!新刊も頂いて本当にありがとうございます。
アグン山再び
自宅に戻るとまた大雨。雨樋の掃除がまだ出来ていないので、庭に大量の雨水が。ほぼ使っていないポンプがあるので、それを排水用にしようかと考えている。そうすれば万が一、昨年末の様な浸水事故があっても未然に防げるし。このアイデアは北海道旭川近郊で土木工事のアルバイトをしていた時に工事現場で水が溜まるとポンプを使って排水していたのを覚えていたから。色んな経験が後々暮らしの役に立つのは嬉しい。
夕方5時半頃になるとあれだけ曇っていた空が徐々に抜け始めて、ついには全く見えていなかったアグン山が再び雨上がりの澄んだ空の向こうに拝む事が出来た。やっぱりいつみても良いな~!