今朝は雲が少なく、椰子平線の上がオレンジに染まっていた。椰子並木の向こう側も代掻きが進んでいる様だったので、ベランダで撮影していた三脚を担いで、耕されて焦げ茶色の土がむき出しになった田んぼの中、畦道を進んで椰子並木の向こう側へ。
午前5時30分の東の空。この写真には写っていないが、綺麗なアグン山のシルエットもバッチリ見えていた。
椰子並木の向こう側の田んぼ、代掻きが終わっているので朝焼けが反射しているのが分かった。これはあそこまで行って撮影したい!と思い立つ。
椰子並木を越えるとそこは代掻きが終わり、鏡の様な水田が広がっていた。この時期を待っていたので、はやる気持ちを抑えつつ、履いていたサンダルを脱いで裸足で細い畦道をゆっくりと気をつけながら歩く。
あ、月が見えるかな?と振り返ると椰子の木の上に、日の出前の輝きを残していた。
田んぼにも小さく映り込んでいる。
椰子の森の向こうから金色に輝く朝陽が昇り始めた。
これ以上進むの無理かな~と考えていた畦道を、代掻きしているお父さんに気をつけてね~と言われながらゆっくりと渡り、目的地のポイントへ。目の前の田はまだ耕されていない状態だった。
朝陽に染まるアグン山。
今朝は空気が澄んで居るので山肌が良く見える。
朝陽が昇り、真っ青な空に月がまだ綺麗に見えていた。
これがデジカメの最大ズーム。画面一杯に入る程のズームで撮影したいな。
我が家が遠くに見える。普段はあのベランダからこちらに向けて毎朝撮影しているのだ。
今朝の一番お気に入りの景色。お父さんに後で写真を印刷して持って来ますね、と約束した。喜んでもらえると良いな。
お米の苗床。鮮やかなグリーンの絨毯。これが成長して3~4ヶ月後には金色に輝く稲穂になるのだと思うと、バリ島における植物の生長の早さにただ驚くばかり。
全ての先端に水滴が付いている。可愛い。
徐々に白く霞んでいく月。
前回ここへ来た時、木陰で一休みするおじいさんが格好良いなぁ、と思い、今日もいらっしゃるかな、と立ち寄ってみたけど誰もいなかった。
裸足で畦道を歩くと、足裏で体のバランスを取っているのがしっかりと感じる事が出来て、最近足腰がだるく感じていたのだけれど、スッキリした。
また明日も天気が良かったら三脚担いで裸足で来たい。