その存在は知っていたけど空気の様な感覚で『しっかりと』見た事が無かった場所。意外と多いよな、と大人になり、かつ地元を遠く離れてから思うようになりました。
実家に帰省したら、少しずつで良いからそんな場所を自分の足でゆっくりと噛みしめながら見ようと思い、4月初旬の桜が咲く季節、朝6時前に自転車で実家を出発。まずは299バイパスで入間川を越えてすぐに降り、牛沢町の狭い踏切を渡って急坂を登り、森坂の299バイパスと圏央道の跨線橋へ。
バイパスが出来る前、ここは暗い森の道だったんだろうなぁ、など昔の人達の暮らしぶりを想像するのが好き。この急坂を大八車で越えたりしていたのかな、とか。
来た道を戻り、バイパス下の信号脇にある庚申神社。桜が満開。
こじんまりとした佇まいが何とも言えずグッと来る。何と言うのかなこの気持ち。
地面には1枚も花びらが落ちていなくて10分くらい写真撮りながら見とれてしまった。
この木何の木気になる木。
この神社の言い伝えが。こちらの神様は胃腸病に効くと評判だったそうな。この地に庚申神を祀った当時の村人、そしてその神様を頼りに病気の回復を祈った人達。色々と当時に思いを巡らせる。
バイパスに戻り、仏子側の河川敷に咲く桜並木。
いつから入間川の真ん中にこんな砂利が。前はこの辺りは深い淵があって、大きな鯉がいたんだけどなー。
入間川の右側、野田の河川敷の桜も良く見える。子どもがまだ2~3歳の頃、実家に帰るとここの公園までよく散歩に来てたな。
まだ299バイパスが工事中だった頃、この辺りでスーパー戦隊シリーズ『バトルフィーバーJ』の撮影をしてたのを思い出した!
当時はまだ片側1車線、それが今は片側2車線、隣には圏央道まで出来て、昔と変わらないのは錆びた水色のフェンスだけな新豊水橋。また次回の帰省時には自転車で色々と近所巡りしようと思います。